人が成長するための絶対的法則 書評~Peak Performance 最強の成長術~
書評始めました
本はよく読むんです。
ただずっと自分のものにするのももったいないなと思い
そういえば私にはブログという
自己満足をされしていいツールを持っていたので
書いていこうと思います。
今回の本は「Peak Performance 最強の成長術」
全米ヒット作ということで
アメリカで流行った本を日本語版にしたものです
本を選ぶときは
タイトルで印象に残ったものを買うようにしています
基本タイトルは作者の努力の結晶の中で唯一
第一印象が求められる。
そして見てもらうように工夫がされているので
その工夫に乗ってみる。
そして大体気になったフレーズというのは
「自分が気になっているキーワード」
「今抱えている課題の解決」
「自分の能力として取り入れたいもの」という場合がほとんど。
今回は「今抱えている課題の解決」に一番沿って購入に至ってるとおもう。
成長の絶対的法則は
もちろんこの本で知りたかったのは
「どうしたら成長できるのか」という
ありきたりかつ永遠のテーマと言える課題の解で
それを明らかにしようとした一人の天才ビジネスマンと一人の天才ランナーによって書かれている。
先に言ってしまおう。
その絶対的法則とは
負荷+休養=成長
これだけだそうだ。
「嘘つけ」もっとあるやろ
そんな声が聞こえてくるが
大学でスポーツ科学を学んだ私の意見を踏まえても間違ってはいない。
休養の話は以下でしてあるのでぜひ一読を・・・
それでもツッコミは止まらないと思う。
「それ筋トレの話に限るだろ。」
それがそうでもないというのが書かれていたのがこの本だった。
心にも身体にもエネルギーに限界はある
体力というのはなんとなく想像つくと思う。
ランニングなんかしていたらいずれ疲れるから。
ただ、
それは心も一緒であると。
身体のエネルギーが枯渇していると内容にもよるが心のエネルギーも消費している。
心と体はやはり密接に関連しているのだ。
だから身体がつかれているのに食事を制限して我慢したりしている人は
ダイエット中だとはいえパンクするだろう。
だから心を満たせるような美味しいものを食べたらいいし
好きな香りのするお風呂ゆっくりと入ればいい。
心のエネルギーは意思決定などでも使われるため
エネルギー消費を抑えるための話として
有名ではあるがスティーブジョブスやバラク・オバマのミニマリストの例があった。
話が大きくずれて申し訳ないが
「NARUTO」で言うチャクラの理論もこれに当てはまっているから
作者はなんかほかの大きなメッセージを含ませていた可能性を感じて
小さく感動を覚えた。
チャクラ
「身体エネルギー」とは、人間の身体を構成する膨大な数の細胞一つ一つから取り出すエネルギーのことをいい、「精神エネルギー」は、修行や経験によって蓄積したエネルギーのことをいう。これらは「チャクラ」と呼ばれる。「身体エネルギー」と「精神エネルギー」を練り上げて(「チャクラを練る」という)、術者の意思である「印」を結んで(組んで)、術を発動することができる。ヤフー知恵袋
話を元に戻すが
私自身成長したいと思ってこの本を読んでおきながら
大学に入った理由なんてのを思い出していて
高校時代の部活動の指導に自分なりに疑問を持った経験。
そしてその疑問を明らかにしようと思って
スポーツ科学を勉強しようと思ったこと
そして結論としてはこの本と同じく
負荷+休養=成長
であって、休養というのが日本のスポーツ指導者には
よくないがしろにされがちで
休養を取り入れてもそれは科学的には休養とは言えない状況が多くあって
それは自分のあたった指導者もそうであった。
要するに自分のスポーツ選手として歩んできた数年間は
科学的には間違っていることをやり続けていたことが分かった・・・
とまあこんなことがあったのを思い出して、
久しぶりに過去を後悔させてくれた本でした。
まあその分ここに記したし記憶に残っているからこれから失敗しても
自分で修正できるようになっているはず。
何とも言い難いとてもいい本との出会いでした。
最後に
この本では絶対的法則を紹介しているが
絶対法則にのっとって成長していくためには原動力が必要であると語っている。
それは
「目的」である。
しかも「自分へのじゃなく他者への」。
これほんと大事。
自分のために頑張って私は失敗をしました。
今は頑張る理由を探しています。
メリークリスマス