Human resource

人材業界でありコンサル。田舎育ち体育大卒が意識高い系社会人を体現した末路

教育は130年間失敗を繰り返している。よく考えれば・・・

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 のっけから調子の乗ったことを言っているなと思われたかと思いますが、一つ弁解させていただくとこれは私がとある企業の社長から言われた言葉なので私の意見ではないことを一つご理解いただきたいです(笑)

 ただ、この題に関して話を進めていこうとは思うのですがこんなネタを書こうと思ったきっかけは、「自分の友達」と「就職活動」から影響されています。

 

教員を「なんとなく」目指す友人たち

 恥ずかしながら、私も高校生の時には「教師」という将来像を描いていた一人ではあるです。しかし、気づくと企業就職を選択して間もなく就活が終了しようとしています。

 自分の周りには、教員を目指す人がとても多いのですが、一つ気になる点があってそれが

なぜ教員なのか」がいまいちはっきりしていないことなんです。

 

 当然のように私の認識の中で教員というのは社会的な意義がとても大きい職業だと思っています。国の想いが次世代の若者に伝わっていく重要な架け橋になりますし、視野を広げれば「教育」や「学習」の機会は多くの人が経験しているはずです。極端な話、「教育で解決できない問題はない」と言ってもいいのではないでしょうか。

 

 そんな意義深い仕事を志しているにも関わらず、自らが働く「目的」が定まっていないんです。あるとしても「部活の顧問をしたいから」といった教育が「踏み台」になっている始末です笑

 基本的に人を馬鹿にするつもりは毛頭ないのですが、この状況を就活に置き換えれば十中八九「内定ゼロ」かなと・・・

 

 正直、人の進路など私にしてみれば関係ないのですが、そんな人たちから教育を受ける子供たちはどんな気持ちになるのだろうかと思うと気が気でないんですね。私もそうですし皆さんの過去の経験をさかのぼって登場する「先生」という立場の人たちの中にはどうしても人として尊敬できなかった方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

 私は昨年教育実習に行く機会があり学校の先生方と話していると、目的のない方程、生徒からの信頼を獲得できていないんですよね。教育を施す張本人が一本軸が通っていないのが生徒にバレバレみたいです。

 生徒たちも不憫なことに日々目的をもって生活している人なんて一人もいませんでした。当然「教わっていない」からです。

 

 

相手が社会人になると

 題名にもある「教育は130年間失敗を繰り返している」という言葉は私が選考を受けたある教育系の企業の社長がおっしゃっていたのですが、ほんとにその通りかなと思います。だって社会人に対してになれば立派なビジネスとなっているし、根本の部分までAIに仕事を取られることはなく、需要はどんどん広がっている。

 社会人の方の教育に関しての考え方は非常にスマートで、無駄がないんですよね。古臭い例になりますが、やる気がないと勝手に判断された生徒を廊下に立たせる必要もないのですから。そして何より人として優秀だなと思います。よっぽど人として尊敬できる部分が多くあります。

 

 

総じて今回何を言いたかったのかと言えば、すべて「目的」が重要なのかなというとこが今回の終着点です。今日見た記事の中に、Facebookの創業者マークザッカーバーグの言葉があって、

「これからの世界はすべての人が目的感を持つことが重要だ」と述べていました。(もう少し良い言葉だったのですが記憶が、、、笑)

 自分より大きい組織や社会のために自分が「役に立っている」「貢献している」という認識を持つことができるようになるのが今後は重要になってくるのではないかなと・・・

 

 

いろいろ言ってきて、私自身はどうなのかというと、

 ちょっとした出来事があって「自分にとっての働くとは?」っていう今後の根本のような部分が一瞬で崩れ去ったので、大変困っています笑

 

言語化ってほんとに難しいですね・・・